2018.10.6-9 念願だった 裏  剱


 

▲10月6日~9日     宮森千治 他2

室堂に向かうバスの車窓から紅葉し始めた景色を見ていると、長年の夢であった裏剱に行く実感が沸いてくる。これまで幾度となく見てきた紅葉の仙人池に映る剣岳の写真を、この目で見てみたいと思い今回計画した。室堂では天候は快晴、風は時折強く吹き雷鳥沢小屋へ急ぐ。

7日、6時出発。バスで視界の無い中を剣御前に向かう途中、剣沢のテント場付近で6羽と5羽の雷鳥集団を見る。何れも腹部は白く、背中は茶色でこれから真っ白になるのだと思った。剣沢の雪渓はしっかりしており歩くには十分。真砂沢ロッジで水を補給し剣沢沿いを下る。二股から仙人新道の急登をあえぎあえぎ登り、16時少し前に目的地の池の平小屋到着。

  8日、日の出ごろ目が覚め外を見ると、朝焼けの剣岳東面がはっきりと見える。今日は阿曽原に下る6時間程の歩行だ。仙人峠に戻ると、ここからの景色も素晴らしく、時間の経つのも気にせず紅葉の剣岳と、後立山の山々の写真を撮りまくる。峠から少し下った仙人池、ここでも感動しまくり感無量であった。