2019.2.2-3 大日ヶ岳で雪洞体験


 

▲2月2日~3    森﨑幸子 他6名

2日前に降った雪がふかふかで、出発時からわかんを装着し登山道を進む。しばらく行くとトレースがなくなり本格的なラッセルになってきた。14時頃になって、テント設置と雪洞掘りに適した場所を決める。まずは雪をならすが、ふかふかすぎてうまくいかないが、なんとかテント設営。次はいよいよ雪洞を掘るが、雪は意外と重く汗で手袋は濡れてしまうし、傾斜がゆるい場所だったので草が出てきたりで、私の雪洞は完成に至らない。だが先輩のK氏とNさんは見事に完成させ朝まで雪洞で過ごした。

翌朝は快晴のもと山頂を目指す。右手には真っ白に雪をかぶった白山が輝く。山頂では風もなく御嶽山、乗鞍岳、遠くに穂高、槍を眺めゆっくりする。下りはじめまもなく天気予報通り雲が出始め瞬く間に白山が隠れてしまった。下りは昨日自分たちが作った道を行くだけ。楽々であっという間に登山口に着いた。

  今回の目的は、雪洞体験。実際に雪洞を掘ることにより、適した場所選び、掘り方を学ぶことが出来た。また、雪洞の中は意外に暖かいことも知った。