2019.5.3-5 《春山合宿》 残雪に輝く 鹿島槍ヶ岳


53日~5日    森﨑幸子 他3

 晴天に恵まれたGW後半渋滞もなく予定通り扇沢Pに到着。冬山用のテント泊装備はとにかく重い。柏原新道から入り南沢尾根を標高2,300mのJPまで4時間の道のりだ。JP1540分到着。テントを設営し初日の晩餐アヒージョをつまみに乾杯し、明日の10時間行程に備え就寝する。

4日 4時起床。今日も晴天のもと5時出発、まずは爺ヶ岳山頂を目指す。昨日よりザックは軽いが急登続きで汗をかく。

630分爺ヶ岳登頂。目指す鹿島槍の美しい双耳峰が青空をバックに白く輝いて見える。まだまだ遠い。軽く休憩を取り出発。鹿島槍への稜線を歩いていると、雷鳥のカップルに出会い、後半の道のりはとても楽しく歩くことが出来、登頂する。山頂からは、八ヶ岳 南アルプス 中央アルプス 槍・穂高 剱岳と360度の展望を楽しむ。1時間近く山頂でくつろいでいたが名残惜しくも戻りも長い。戻りも4時間の長い道のりではあるが、無事鹿島槍ヶ岳に登頂した喜びで足取りは軽い。15時予定通りテン場に戻るとビールで乾杯!最高においしいビールであった。

5日 最終日も4時起床。今日も晴天だ。早朝は固くしまった雪にアイゼンを効かせ降りていく。扇沢が近づくにつれ合宿が無事終えることを実感する。