2019.7.5 愛知の最高峰 茶臼山


75日      中平等新一 他3

 今日の茶臼山山行は出発前から雲行きが怪しい。しかし「なぐら道の駅」で休んでいると、天気はもちそうな気配だ。早速、茶臼山高原道路を走り、第2駐車場で車を止める。西側登山ルートを歩き出すと、緑の草原に涼風が心地良い。ただ蝉の声が慌ただしく空いっぱいに広がっている。

 20分ほどで、階段の登り坂が続くようになるが、段差のある朽ちた木道は歩きづらい。ただ落下した白花が絨緞のように所々にあり見ていて癒される。

 頂上に着いたとき、以前に大きい蛇がどぐろを巻いているのを見たと言ったら、Tさんが1mぐらいの蛇を見付け、そのうしろに、いま脱皮したばかりの柔らかい抜け殻があった。多分この蛇は茶臼山の主だろう。

 展望台の櫓で食事をしているとき、単独で女性2人がやって来た。話しかけると60代の人は多弁で、いつも一人で山に登っているといい果物を振る舞ってくれる。もう一人は20代で山登りは初めてだという笑顔が美しい女性だ。そして冬はスキー場でパトロールをしていて、1級の腕前らしい・・・!

 下山には雷岩の方向へ行くと、うっそうとしていて静かだ。途中からGPSで道を確認しながら矢作川源流や茶臼山牧場・休暇村を縫って3時間半で第2駐車場に戻った。