2020.9.18 天狗棚~1200高地=落雷の痕跡見る=


▲9月18日   戸田 俊久 他7

 猛暑もひと段落した918日、天狗棚から1200高地へ向かう山行に参加した。

 茶臼山高原道路の面の木ICを降り、すぐ近くにある面の木第1園地駐車場に車を置き、11時過ぎに出発。

登山道は程良い傾斜で歩き易く、ステイホームでなまった体にはちょうど良い運動となった。何より今回は、登山道で見かける植物についてリーダーの興味深い解説で楽しい時間を過ごすことができた。

 さて、天狗棚を越えて、1200高地へ向かう途中のこと。周囲に比べて明らかに低い木であったが、雷に打たれ鋭く大きく裂けているのを見つけた。不思議に思い周囲をよく見ると、1~2メートル程離れた場所に真っ直ぐな背の高い木があり、その表面に雷が走った跡が途中まで鮮やかに残っていた。恐らく地面付近で低い木の方に飛び移り、破壊され無残な姿になってしまったと思われる。講習会での「落雷時に高い木の近くに避難するな」との言葉が、実際の現象の痕跡を目の当たりにでき、背筋が凍るほど身に染みた。

  そして、天狗棚、1200高地から下山した後は、タカドヤ湿地に立ち寄った。9月になると花も少なくなっているとのことであったが、それでも水と緑と花が織りなす風景は十分目を楽しませてもらえた。