2022.10.12~14 水平道~下の廊下


▲10月12日~14日    蓮見 都 他3人

 待望の黒部峡谷へ。宇奈月から入り十字峡まで往復しました。

 1日目 宇奈月から9時発のトロッコ列車に乗り9時20分欅平着、身支度を整えヘルメットを被り緊張しながら9時半出発。まずは通常の山と同じように登り、そこから水平道とは言え高度はあるし狭い道には細いワイヤ―ロープが取り付けられ、丸木の足場・梯子が続き最初はロープにしがみついていましたが段々歩き方にも慣れてきました。志合谷のトンネルは真っ暗で歩きにくくトンネルを抜けてホッとしました。

6時間程歩くとやがて今日の目的地である阿曾原温泉山荘の屋根が見えほっとしたものの、そこから登り下りし16時30分到着しました。

 2日目 朝食後7時小屋を出発。今日は下の廊下の核心部である十字峡までの往復。最初30分ほど登りしばらく歩くと関西電力の宿舎兼研究施設着き、やがて高度があり狭い東谷吊橋、轟音とどろく水流に圧倒されながらも緊張してS字峡・半月峡を下に見て歩き十字峡まできたら一段と高い轟音、確かに本流とその両側から流れが文字どおり十字を描き流れていました。そこで軽食を取った後、山荘まで引き返してきました。14時半頃着時間の余裕があり温泉を楽しみました。

 3日目 5時前朝食抜きで真っ暗の中ヘッデンの光を頼りに山荘を出発しました。今日はとても良い天気、緊張の連続ではありましたが欅平に11時に着きました。怖かったけど満足感ある山旅でした。