2022.12.18 雪山訓練 木曽駒ケ岳


1218日   田崎 千春 他17

指導部主催、シーズン前の雪上訓練に参加しました。

この日は大寒波到来で、暴風雪の予報気温氷点下18℃の千畳敷駅でアイゼンを装着し、準備を整え班ごとに山頂へ向かいます。

トレースはあったもの新雪と吹雪に苦戦。八丁坂までは進んだものの雪の状態があまり良くなく、この先雪崩の危険性が高いというリーダーの判断で引き返すことになりました。

その後、早めの昼食をとり千畳敷駅付近でラッセル体験、ダガァポジションによる登下降練習、滑落停止訓練などの基礎技術を教えていただきました。トラバース中に転んだ際、瞬間に停止することが滑落を未然に防ぐとあって参加者全員真剣に取り組んでいました。

今回、先行した人からの情報では、実際に上部で雪崩が発生したとのこと。私たちもリーダーの的確な判断で、危険を未然に回避できたことで雪崩の危険性をどう判断するのか、吹雪の中、ホワイトアウト、突風の怖さを体感でき多くのことを学び貴重な体験をさせて頂きました。